過去を振り返って辛かったことは誰にでもあるはずです。
生きていれば痛みも感じるもので、楽しい事ばかりではないのが現実です。
それはきっと歳を重ねた人ほど数多くあるものだと思います。
もちろん僕にもあります。
ひとつ例を挙げると
僕は北海道で生まれて
北海道で育ちました
そして北海道の学校を卒業して、就職して上京しました。
東京で働いていた時のお話ですが、いじめというか偏見というか
北海道出身ということで、嫌な思いをいくつかしました。
その中で深く覚えているお話をすると
僕が昼休憩に新聞を読んでいる時に
『北海道の人はアイヌ人だから新聞は読まないんじゃないの』
と先輩に言われました。
僕はアイヌの人との関係もありませんでしたし、見たこともありませんでした。
なので正直内心では、
『嫌なこと言う人だな』
『何でこんなこと言ってくるんだろう』
と怒りながら思いました。
ちなみにですが、この時の僕の返答はというと
『そうですね』
でした・・・
冷めた性格なので
やり過ごしたという感じです。
これだけ国際化な社会のなのに、国内の出身地を気にして嫌味を言ってきた30代半ばの先輩。
何より頭にくるのは
人種差別的な考えをして、平気で軽はずみな言動を口にしていること。
当時僕は20代前半でしたが、
こんな大人にはなりたくないなぁ
こんな人には絶対になりたくない
いい歳して低レベルな人だな
と正直なところ思ったのです。
その他にも北海道出身というだけで、色々と嫌なことを言われました。
話が長くなるので、今回この辺りは詳しく書きませんが・・・
まぁそれなりに東京で働いていた時は、嫌な思いもしました。
だけど逆に
楽しかったことも
よくしてくれた人にも
出会いました。
今思うと東京での暮らしも
そこそこだったなぁ
なんて感じています。
僕は
いじめられることがあっても
いじめをすることがなくて
よかったと思っています。
今でも深くその様に思っています。
だから過去の僕は
いじめというか新人いびりにあったのだと感じています。
メンターから
『潜在意識が現実に投影される』
という教えがあります。
僕は先輩に対して、
こんな大人にはなりたくない
こんな人には絶対になりたくない
と
心の奥底から思っていたので
きっと潜在意識レベルでも、その様に感じていたのだと考えています。
だからこれを読んでいるあなたが
いじめられた過去があったり
今いじめられているのだったら
僕と同じように潜在意識レベルでいじめる人を、
最低な人だ
こんな人は嫌だ
自分はこうはなりたくない
カッコ悪い
と感じているのだと思います。
逆にいじめをする人は、
いじめられる人はクズだ
いじめられる人は欠陥だ
いじめっ子には絶対になりたくない
などを潜在意識レベルで感じているのかもしれません。
こう考えると
辛い事や誤った選択なども、あらためて考えてみると
心の奥底からそれを無意識に望んでいた自分がいたことを発見することが出来るのかもしれません。
それは以外にも自分が強く否定していたことが、形を変えて表れていたのかもしれないのです。
今回のお話の様に、
自分がいじめをする人になりたくない
と潜在意識レベルで感じていれば
いじめをする人が目の前に現れて
あなたにあなたがいじめをする人
ではないことを知らせてくれるといったことが起こるのです。
潜在意識というのはとてもシビアなのかもしれません・・・
だからコツを掴んで上手に、潜在意識を活用できればいいなと思うのと同時に注意も必要です。
なりたくない人をあまり意識せず
なりたい人に意識を向けていきましょう
最後までお読みいただきありがとうございました。
姿や形を変えてですが、
あなたがなりたい自分になっていることを
潜在意識が既に知らせてくれていることもあるかもしれません・・・